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綿棒を使った耳掃除
耳垢の状態には個人差があり、薄いかさぶたのような乾性耳垢と、粘土のような湿性耳垢とに分かれ、日本人の約85%は乾性耳垢と言われています。 湿性耳垢の方は乾性耳垢の方に比べて耳垢腺や脂腺の数が多く、耳垢も作られやすく自然排出されにくいのですが、それでも、一般的には耳鼻咽喉科で年に2~3回除去してもらえば支障はなく、日常的には、ご自分で耳の中を触らないようにすることをお勧めします。 外耳道の皮膚はもともと薄く、外からの刺激に対して弱い部分です。 耳がかゆくなったからと耳掃除をしすぎると、外耳道を傷つけ、さらにかゆみを生じることになってしまいます。